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納入事例
島根県芸術文化センター「グラントワ」
- 居室名
- 大ホール
- 所在地
- 島根県益田市有明町5番15号
- 施主
- 島根県
- 新築/改修
- 新築
- オープン
- 2005
- 設計
- 株式会社内藤廣建築設計事務所
- 席数
- 1,500
2005年10月に開館した島根県芸術文化センター「グラントワ」は、島根県立石見美術館と島根県立いわみ芸術劇場からなる複合文化施設です。地域の素材や文化を積極的に取り入れた建築は、これまでに多くの賞を受賞し高い評価を得ています。
「グラントワ(Grand Toit)」はフランス語で「大きな屋根」を意味し、その名の通り、建物全体を覆う屋根と外壁には約28万枚もの石州瓦(せきしゅうがわら)が使用されています。地域の情景として今日も親しまれている、石州瓦がつくり出す町並みと調和しています。

FABRIKO(ファブリコ)が手がけた劇場のイス張地は、この石州瓦をモチーフにしたオリジナルのデザインです。
石州瓦は、石見地域の伝統的な屋根材で、優れた耐久性と温かみのある色調が特徴です。地域にとって身近な石州瓦を、イス張地に落とし込みホール内に取り入れることで、風景や建築とつながるデザインを目指しました。

大ホールの客席は、瓦の原料である土がもつ繊細な色の違いを表現した茶系2色で張り分けています。舞台側は、明るい茶色、奥には深みのある茶色を配置し、劇場空間に自然な奥行きと温もりをもたらしています。
また、張地には畝のある織り方を用い、瓦が重なり連なる様子を表現しました。畝がつくる陰影により、リズムや色の深みが生まれ、落ち着きの中にも表情のある張地となっています。

色は小ホールよりもコントラストをつけた配色のため畝の凹凸がより際立ち、同じ織り方でも印象の異なる仕上がりです。施設へお越しの際は、小ホールの張地も併せてご覧ください。
時間とともに魅力を増していくグラントワとともに、FABRIKOのイス張地も永く親しまれ続けることを願っています。
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イスの詳細
島根県芸術文化センター「グラントワ」大ホール|コトブキシーティング株式会社 WEBサイト

